物と物をこすれば熱が出るということは衆知のことである。この原始時代の昔から知られている、摩擦による熱を利用して、金属と金属を接合する応用技術の一つが摩擦圧接法である。
摩擦圧接法は、2母材を突き合わせて相対回転運動させ、推力をくわえてその接触面に摩擦熱を発生させる。 その熱によって突き合わせ面、およびその近傍を軟化させ、圧接温度に達すると、相対運動を停止させ、圧接推力をさらに増大させて、原子間引力により2母材の接合を行う方法である。
摩擦熱による軟化により変形抵抗が低下した2母材の原子間距離を接近させる。
接触時の材料表面原子同士が引張り合う力「引力」が作用する位置(B)を、その引力と反発し合う力「斥力」が平衡状態になる位置(I)まで接近させると接合が完成する。
したがって、平衡状態の形成はその金属の融点以下で可能である。
異種金属間においても、引力と斥力の平衡状態の形成が可能ならば結合が成立する。
ブローホールなど溶接欠陥は皆無です。
再現性が高く、安定した継手が得られます。
熱歪が少なく、高い寸法精度がえられます。
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